聞く?

聞きたいけど、自信がない…




と、

思っていたら急に肩に手を回して来た湊。





な、何。私、喧嘩売られてるの?

今日ばかりは、その喧嘩買う気はないけど…






「紗良、俺の頭がおかしいのかな…」

『な、何?』

「可愛い、鼻血出そう」

『は?』

「他の男に見られるのが嫌だから帰る?』

『やだ、遊ぼうよ』





それで、

ふてくされてたの?



可愛すぎて、抱きしめたくなるけど…私の理性も、湊の理性もおかしくなりそうだからやめとこう。





『ありがとう』

「ちゅしていい?」

『無理』

「おっぱい触っていい?」

『無理!』




湊の機嫌が悪い理由もわかったし…私は無理矢理、手を引っ張って流れるプールに連れてきた。



冷たくて、気持ち良い。

最高すぎて、やばかった…