次の日ー



寝たはずなのに起きた瞬間に『疲れた』と発していた自分。




思わず、笑ってしまった。

起きるのが苦痛すぎて、学校に行くのが憂鬱だった。





『あー行きたくない』

『休みたい』




もう一度、夏休みになってほしい…

それに、一生学校に行かず暮らしていく方法はないものなのか。





誰か、教えてください。




理由が理由すぎて許されるわけもなくて選択肢は行くしかなかった。

いつもの見慣れた道を自転車に乗って、通り…学校に到着。




教室に着くと

友達が「おはよう」と、手を振ってきた。




『おはよう』




自分の席に目線を送ると、現実を突きつけられてるように机がくっついて…隣には転校生が伏せて寝ていた。