自分から吹っかけた喧嘩なのに…挫折しそうだった。
もう、無理。
湊に会いたくて、辛かった。
1日会えないだけで、私は花が枯れたような体になってしまうらしい。
家に帰っても、考える事は湊の事。
考えれば考えるほど、涙が溢れてきた。
『悲しい…会いたい』
本当、私はわかりやすいみたいで…ママに「喧嘩したの?」と聞かれた。
『した』
「酷い顔してるわよ。鏡見てきなさい」
「可愛い顔が台無しだよ」
と、
必死に私を笑わせようとしてくれたパパ。
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