自由に、好きに歌を歌っている理久は知っている。
でも仕事として歌に向き合う理久を、間近で見るのははじめてだ。
そして、理久が人生をかけているコンサートに、自分もそばで参加できることも、これ以上ないうれしいことだ。
「私も。うれしい。」
頬に触れられたまま、麻衣が理久を見ると理久は無邪気に微笑む。
「だから、体調に気を付けて休める時には休んで。万全の状態でそばにいてほしい。」
「わかった。」
渡された紙袋がずっしりと重い。
「何、入ってるの?」
「内緒。じゃあ、俺戻るから。」
「うん。ありがとう。」
長居するのはお互いに今はメリットがない。
「麻衣」
「ん?」
タクシーに乗り込もうとする理久が麻衣の方を見る。
でも仕事として歌に向き合う理久を、間近で見るのははじめてだ。
そして、理久が人生をかけているコンサートに、自分もそばで参加できることも、これ以上ないうれしいことだ。
「私も。うれしい。」
頬に触れられたまま、麻衣が理久を見ると理久は無邪気に微笑む。
「だから、体調に気を付けて休める時には休んで。万全の状態でそばにいてほしい。」
「わかった。」
渡された紙袋がずっしりと重い。
「何、入ってるの?」
「内緒。じゃあ、俺戻るから。」
「うん。ありがとう。」
長居するのはお互いに今はメリットがない。
「麻衣」
「ん?」
タクシーに乗り込もうとする理久が麻衣の方を見る。



