「聞いたわよ、麻衣」
「お母さん」
稜真が病室を出て間もなくして、麻衣の母と理久が一緒に病室に入ってきた。
「おめでとう。やっと決心したのね。」
「・・・ごめんね・・・」
麻衣は妊娠したことも母に告げてはいなかった。
事故に遭い急遽駆けつけてくれた母に、麻衣の妊娠を告げたのは医師からで、意識が戻ってから麻衣は母に謝った。
「言ったでしょ?別に妊娠したことは責めないって。孫は楽しみだし。でも、自分の幸せをさておいて、ほかの誰かの幸せばっかり考えた選択をすることは母として悲しいって。一番はやっぱり娘の幸せでしょ?あんたも、出産したらわかるはず。」
「・・・うん」
「だから、お母さんうれしい。ずっと理久君だけを好きだったもんね。」
「お母さん・・・」
昔から母には自分の気持ちを伝えていた麻衣。
早くして父親を失った麻衣にとって、母は一番の親友でもあった。
「お母さん」
稜真が病室を出て間もなくして、麻衣の母と理久が一緒に病室に入ってきた。
「おめでとう。やっと決心したのね。」
「・・・ごめんね・・・」
麻衣は妊娠したことも母に告げてはいなかった。
事故に遭い急遽駆けつけてくれた母に、麻衣の妊娠を告げたのは医師からで、意識が戻ってから麻衣は母に謝った。
「言ったでしょ?別に妊娠したことは責めないって。孫は楽しみだし。でも、自分の幸せをさておいて、ほかの誰かの幸せばっかり考えた選択をすることは母として悲しいって。一番はやっぱり娘の幸せでしょ?あんたも、出産したらわかるはず。」
「・・・うん」
「だから、お母さんうれしい。ずっと理久君だけを好きだったもんね。」
「お母さん・・・」
昔から母には自分の気持ちを伝えていた麻衣。
早くして父親を失った麻衣にとって、母は一番の親友でもあった。



