いつの間にか幸せな眠りについた麻衣。

理久は麻衣を抱きしめながら考えていた。

やっと一緒にいる選択をしてくれた麻衣。


だからこそ、守りたい。

何よりも。


どうやったら麻衣を守れるか、そのことだけを考えながら、理久は眠れない夜を過ごした。