再会は涙色  ~元カレとの想い溢れる一夜からはじまる物語~

麻衣のアパートの前に慣れた様子で車を停める稜真。
「運ぶの手伝うか?」
「大丈夫。ありがとうね。」
今日は自分の部屋から仕事ように持ち込んだ荷物が多い麻衣。
稜真は車から降りて麻衣に荷物を渡してくれた。

「明日は打ち合わせが多いな。」
「うん。」
2人には会社から翌日のスケジュールや新たに入った仕事がタブレットに随時送られてきている。
すでに決まっている仕事の先方からイメージや、出演するモデルの情報などひっきりなしに情報が交錯している仕事。
お互いに抜けないように、情報を共有しながら仕事ができるようにしている。

「じゃあな」
「お疲れ様」
稜真はひらひらと麻衣に手を振ってから車に乗り込んで走り去っていった。