春なんて来なければいいのに、な。


グッと、私の顎を持ち上げて、
ニヤーっと、

意地悪に笑った彼は、



「独占欲強い彼氏の相手、してくんね?」

「‥い、いいよ。」




一言告げたあと、




「‥っん。」