(えっ、結城家具……?)
突然はっきりと聞こえてきたワードに、ドキンッと鼓動が大きく波打つ。
声のする方を見ると、経理課の男性社員と女性社員が歩きながら話をしていた。
「なんであんな大手の娘がうちに入社してるんだろう。しかも社長秘書って……」
「藤堂社長、このこと知ってるのかな」
(なんでバレてるの……?)
ふと脳裏に蘇って来たのは、先ほどのエレベータで出くわしたデザインチームの女性社員の姿だ。
(もしかして彼女たちも、私が『結城家具』の娘だということを噂していた、のかな?)
イヤな予感に心臓の音がどんどん大きくなり、冷汗がこめかみを伝う。
「どうしよう……」
ショックが大きすぎて、ぼんやりとした思考でなぜバレてしまったのかを考える。
そして、一つの可能性が浮上した。
(この前お母さんから電話があった時、華さんに聞かれた……としか考えられない)
突然はっきりと聞こえてきたワードに、ドキンッと鼓動が大きく波打つ。
声のする方を見ると、経理課の男性社員と女性社員が歩きながら話をしていた。
「なんであんな大手の娘がうちに入社してるんだろう。しかも社長秘書って……」
「藤堂社長、このこと知ってるのかな」
(なんでバレてるの……?)
ふと脳裏に蘇って来たのは、先ほどのエレベータで出くわしたデザインチームの女性社員の姿だ。
(もしかして彼女たちも、私が『結城家具』の娘だということを噂していた、のかな?)
イヤな予感に心臓の音がどんどん大きくなり、冷汗がこめかみを伝う。
「どうしよう……」
ショックが大きすぎて、ぼんやりとした思考でなぜバレてしまったのかを考える。
そして、一つの可能性が浮上した。
(この前お母さんから電話があった時、華さんに聞かれた……としか考えられない)

