そして翌朝。
鼓動を早くさせながらピカピカに磨かれた大理石のエントランスを抜け、私はエレベーターの前に立つ。
行先は『社長室』がある最上階だ。
(昨日は色々話過ぎちゃったし、社長と顔を合わせるの恥ずかしいな)
そう、昨日は業務報告以外で社長と話した。
……とはいえ、お互いの好きな食べ物とか、社長の行きつけのお店の話とか、当たり障りのない内容ではあったのだけど。
「あ、美晴からきてる」
スマホを立ち上げると、彼女から一通のメッセージが届いていた。
どうやらルイさんと食事をした後、一晩共に過ごしたらしい。
かなりラブラブモードなのが、メッセージの❤の多さから伝わってきた。
(心配は心配だけど、美晴は私と違って男性に慣れてるし、大丈夫かな……)
そう心で言い聞かせていると、私の隣にスッと誰かが立った。
「おはよう、結城」
聞こえてきた低い声に振り向くと、社長がエレベーターに視線を向けて立っていた。
(まさかこんな朝一番に会ってしまうなんて。さっき練習した通り、平常心で挨拶!)
鼻の高さが際立つその綺麗な横顔を見つめながら、私はいつも通りの笑顔を作る。
「藤堂社長、おはようございます」
チンッ!
鼓動を早くさせながらピカピカに磨かれた大理石のエントランスを抜け、私はエレベーターの前に立つ。
行先は『社長室』がある最上階だ。
(昨日は色々話過ぎちゃったし、社長と顔を合わせるの恥ずかしいな)
そう、昨日は業務報告以外で社長と話した。
……とはいえ、お互いの好きな食べ物とか、社長の行きつけのお店の話とか、当たり障りのない内容ではあったのだけど。
「あ、美晴からきてる」
スマホを立ち上げると、彼女から一通のメッセージが届いていた。
どうやらルイさんと食事をした後、一晩共に過ごしたらしい。
かなりラブラブモードなのが、メッセージの❤の多さから伝わってきた。
(心配は心配だけど、美晴は私と違って男性に慣れてるし、大丈夫かな……)
そう心で言い聞かせていると、私の隣にスッと誰かが立った。
「おはよう、結城」
聞こえてきた低い声に振り向くと、社長がエレベーターに視線を向けて立っていた。
(まさかこんな朝一番に会ってしまうなんて。さっき練習した通り、平常心で挨拶!)
鼻の高さが際立つその綺麗な横顔を見つめながら、私はいつも通りの笑顔を作る。
「藤堂社長、おはようございます」
チンッ!

