俺様社長は奥手な秘書の初めてを奪う

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スルッ……むに……。

「んんっ……?」

頬に違和感を覚え、うっすらと目を開く。
視線の先に見えるのは、豪華なコーナーリビングルーム……。
180度のガラス窓の向こうには、雲一つない東京の青空が広がっていた。

(ここどこ……⁉ って、ん?)

だんだんと意識がはっきりしてきて昨晩のことが鮮明に蘇る。

「わ、私……!」

「芽衣、おはよ」

甘い声が直接的に耳に届き、ドキンッと心臓が跳ね上がる。
視線を下げると、しっかりと逞しい腕に後ろからホールドされていた。

「お、おはよう……快」
「身体、大丈夫か?」

彼の質問に、小さく頷く。
昨晩あられもない姿を見せたせいで、どんな顔をして振り向けばいいか分からない。
黙りこくっていると、スリッと頬を擦り付けられた。

「もう何も恥ずかしがることないだろ。全部見てるんだから」

からかうように彼はそう言って、私の左手に指をからめる。
そのまま頬にキスを落とされて……温かい気持ちが心を満たしていった。

(照れるけど幸せ……)

「これ、芽衣にクリスマスプレゼントな」
「ん⁉」