不思議に思いながら部屋に戻る。
見慣れたスーペリアルームは、朝の状態のまんまだ。
(謎解きか何かなの、社長⁉)
心の中で突っ込みを入れたその時だった。
リーン! と部屋の呼び鈴が鳴り、勢いよく振り返る。
「タイミングよく……誰?」
恐る恐る扉を開けると、立っていたのはブロンドヘアが目を引く、イケメンのコンシェルジュだった。
彼は大きなモスグリーンの箱を手に持ち、それにはワイン色のリボンが掛かっている。
(もしかして、これ……)
『快から預かりました。マドモアゼル芽衣へ贈り物です』
『ありがとうございます』
コンシュルジュの彼を見送り、静かに部屋の扉を閉める。
(社長……今に来て贈り物なんて、どうして。一日中一緒にいたのに)
緊張で胸を高鳴らせながら、ベッドの上で開封することにする。
リボンを解き、思い切って箱を開けると、中には有名ハイブランドのロゴがついた大きな袋に、長方形の箱が入っていた。
そして、真っ白な封筒が一通。
「社長……」
封筒に入っていたのは『セーヌ川のディナークルージング』のチケットと、メッセージカード……。
『芽衣に伝えたいことがある。十九時に船上で会おう。もうヒールは折るなよ』
真っ白なカードには、彼の達筆な字で一言……いや三言、こう添えてあった。
(ということは……?)
見慣れたスーペリアルームは、朝の状態のまんまだ。
(謎解きか何かなの、社長⁉)
心の中で突っ込みを入れたその時だった。
リーン! と部屋の呼び鈴が鳴り、勢いよく振り返る。
「タイミングよく……誰?」
恐る恐る扉を開けると、立っていたのはブロンドヘアが目を引く、イケメンのコンシェルジュだった。
彼は大きなモスグリーンの箱を手に持ち、それにはワイン色のリボンが掛かっている。
(もしかして、これ……)
『快から預かりました。マドモアゼル芽衣へ贈り物です』
『ありがとうございます』
コンシュルジュの彼を見送り、静かに部屋の扉を閉める。
(社長……今に来て贈り物なんて、どうして。一日中一緒にいたのに)
緊張で胸を高鳴らせながら、ベッドの上で開封することにする。
リボンを解き、思い切って箱を開けると、中には有名ハイブランドのロゴがついた大きな袋に、長方形の箱が入っていた。
そして、真っ白な封筒が一通。
「社長……」
封筒に入っていたのは『セーヌ川のディナークルージング』のチケットと、メッセージカード……。
『芽衣に伝えたいことがある。十九時に船上で会おう。もうヒールは折るなよ』
真っ白なカードには、彼の達筆な字で一言……いや三言、こう添えてあった。
(ということは……?)

