あの後は、ほんとに大変だった

龍葵が呼んできた医者に色々質問されたり

検査したりした。

結果はもちろん、どこにも異常がなかった。

龍葵「じゃあ、惺斗がんばれよ。」

惺斗「おう。」

私「???」

なんだろ、2人して真剣。

惺斗「葵雫。大事な話があるんだ」

私「どうしたの??」

惺斗「俺、あの時、葵雫に一目惚れをした。会った時から、俺のものにしたかった。ずっと、頭の中で葵雫のことばかり考えてた。今回のことで、身に染みてわかった。俺、葵雫のことが好きです。絶対、大事にします。だから、俺と付き合ってください。」

……どうしよ、、嬉しい

両想いだったんだ

なら、私の気持ちを言わないと

私「惺斗くん。」

惺斗「?」

私「私ね、ぶつかった時に初めて惺斗くんを見てかっこいい人だなって思ったんだ。」

急に顔が真っ赤になった惺斗くんをみて

愛おしさを感じた。

私「色々、迷惑かけて嫌われたかなって思ったんだ。でもね、惺斗くんの気持ちを知れてよかった。私、惺斗くんのことが好きです。大好きです。私の初恋の人です。よろしくお願いします」

惺斗「ほんとに、、俺でいいのか??」

私「なら、やめる??笑笑」

惺斗「や、やだ!!
葵雫…愛してる。」