でも、これはお母さんたちに言わなくてもいいよね。
この家でパンが好きなのって、私だけだしね。
うーん…いつ行けるかな?
後一週間後には、始業式があって学校が始まっちゃうから、行くなら今週になる。
待った末に、今日もう行ってしまうことにした。
暇だしね。
再度、回覧板に載ってるいるパン屋さんのチラシを見てみたら、住所と地図が載ていたから、いざ行こうとすれば、すぐに行くことができる。
うん!勉強が出来ない私でもわかるぞ!
家を出発して、そのパン屋さんには迷わずに着くことが出来た。
だけど、パン屋さんの前まで来て驚ろいた
「なにこれ……めっちゃ古い。」
私が想像してたのは、おしゃれで可愛くて人気なパン屋さんかと思っていた。
だって、復活したんだから!パン屋さんが!!ね!
まぁ、こんな都会から離れたところじゃ、こんなもんなのかも知れない。
ここに、真美(マミ)が居たら"残念だったね"って言いそう。
真美っていうのは、私の幼馴染の美坂 真美(ミミサカ マミ)
楓はどっか抜けてるんだから私が居ないと楓はダメになっちゃうから!
って理由でいつも仲良くしてくれるんだ!
家が近所で、真美は中学に上がるタイミングでここに引っ越して来たんだけど、同い年だったこともあって、すぐに意気投合したの!
私と違って、The 女の子っ!って感じだし。
まあ、入ってみるか!
せっかくオープンしたんだし!
と、半ば自暴自棄になりながら無理矢理胸を躍らせ、古びた外見をした店のドアを開けた。
「えっ…?」
そこで、私は驚きと謎とパン屋さんの色々な情報の多さに固まってしまった!
(何このオシャレ感…、パンの種類の多さ、インスタ映えするであろう壁紙やメニュー表やデザイン…)
お店の外見に反した内装に思わず絶句。
頭がついてこない。
「いらっしゃいませ!」
急に声が聞こえ、ビクッと身体が反応する。
恐る恐る、声が聞こえた方に顔を向ける
と白い白衣のようなエプロンを身に纏い、白いコック帽を被った、かっこよくて、すごく美形…と言っても過言ではない、おじさんがいた。
「いらっしゃいませ!どうぞ遠慮なく見っていってね!」
と、敬語なのかタメ語なのか曖昧な日本語
を使って笑顔でこちらを見てる、このパン屋さんの店主であろう人。
笑顔がすっごい…カッコいいのか、
ギャップ萌えで可愛いのか…
なんて感想を言えばいいのかわからない。
めっちゃクチャいい人で、優しそうで、話しやすそうで…なんか見た目はいい人そう!
「クスッ…そう思ってくれたならよかったな。それに見た目だけじゃないよ!」
「あぁぁ…の…、すみませんっ!」
あああああああーーーーーー!
私はなに、口に出しちゃってるのよ!
「申し訳ないない…です。」
そういうと、顔をクシャクシャにして笑った店主さんらしきカッコいいおじさん。
「私はこのパン屋さんの店主の神未 星(カンミ セイ)です。星って呼んでもいいし、オーナーって呼んでもいいよ。ゆっくりしていってね。」
どうも、店主であることはあっていたらしい。
しかも、名前と顔がめちゃめちゃマッチしてるじゃないですか!!
私もようやく、正気を取り戻し慌てて自己紹介する。
「如月 楓です。町内の回覧板を見てきました!パンが大好きです!」
言った直後に後悔した。
最後の一言要らなかったかも。って。
でも、
「楓ちゃんね!パンが好きなの嬉しい!僕も好きだから、たくさんパンの話しようね!」
そう言ってもらえたから、ほっとした!
カバーしてくれたんだって気づいたけど、なんて言えばいいかわかんなくて、私はちょっと言葉に詰まってしまった。
「楓ちゃんって学生?高校生に見えるけど。」
「はい!今年で高校2年生になります!」
「それじゃあ、僕の息子と同い年だね!紹介しよっか?今、奥にいると思うし。」
そう言って、星さんが息子さんを呼んだ。
うーん、どんな人なんだろう?
かっこいいよね!きっと!星さんがすっごい、カッコいいし、スタイルもいいし、美形だもんな。
あっでも、星さんの奥さん見てないからな。うーん、どーなんだろ?わかんないや。
こつ、こつ、歩く音がして、その方向を向く。
うっわ…すっごいカッコいい!
目は二重で大きく、星さんは色白だけど、この人は黒くて…まるで…
ハンサム風のイケメンだ!
私はとんでもない人に出会ってしまったのかもしれない。
「えーとね、これが俺の息子の直斗」
直斗くんと紹介された彼は、名前どうりの雰囲気をまた身に纏っていて。
私を見てにっこりとも言えないが、少し笑った気がした。
この家でパンが好きなのって、私だけだしね。
うーん…いつ行けるかな?
後一週間後には、始業式があって学校が始まっちゃうから、行くなら今週になる。
待った末に、今日もう行ってしまうことにした。
暇だしね。
再度、回覧板に載ってるいるパン屋さんのチラシを見てみたら、住所と地図が載ていたから、いざ行こうとすれば、すぐに行くことができる。
うん!勉強が出来ない私でもわかるぞ!
家を出発して、そのパン屋さんには迷わずに着くことが出来た。
だけど、パン屋さんの前まで来て驚ろいた
「なにこれ……めっちゃ古い。」
私が想像してたのは、おしゃれで可愛くて人気なパン屋さんかと思っていた。
だって、復活したんだから!パン屋さんが!!ね!
まぁ、こんな都会から離れたところじゃ、こんなもんなのかも知れない。
ここに、真美(マミ)が居たら"残念だったね"って言いそう。
真美っていうのは、私の幼馴染の美坂 真美(ミミサカ マミ)
楓はどっか抜けてるんだから私が居ないと楓はダメになっちゃうから!
って理由でいつも仲良くしてくれるんだ!
家が近所で、真美は中学に上がるタイミングでここに引っ越して来たんだけど、同い年だったこともあって、すぐに意気投合したの!
私と違って、The 女の子っ!って感じだし。
まあ、入ってみるか!
せっかくオープンしたんだし!
と、半ば自暴自棄になりながら無理矢理胸を躍らせ、古びた外見をした店のドアを開けた。
「えっ…?」
そこで、私は驚きと謎とパン屋さんの色々な情報の多さに固まってしまった!
(何このオシャレ感…、パンの種類の多さ、インスタ映えするであろう壁紙やメニュー表やデザイン…)
お店の外見に反した内装に思わず絶句。
頭がついてこない。
「いらっしゃいませ!」
急に声が聞こえ、ビクッと身体が反応する。
恐る恐る、声が聞こえた方に顔を向ける
と白い白衣のようなエプロンを身に纏い、白いコック帽を被った、かっこよくて、すごく美形…と言っても過言ではない、おじさんがいた。
「いらっしゃいませ!どうぞ遠慮なく見っていってね!」
と、敬語なのかタメ語なのか曖昧な日本語
を使って笑顔でこちらを見てる、このパン屋さんの店主であろう人。
笑顔がすっごい…カッコいいのか、
ギャップ萌えで可愛いのか…
なんて感想を言えばいいのかわからない。
めっちゃクチャいい人で、優しそうで、話しやすそうで…なんか見た目はいい人そう!
「クスッ…そう思ってくれたならよかったな。それに見た目だけじゃないよ!」
「あぁぁ…の…、すみませんっ!」
あああああああーーーーーー!
私はなに、口に出しちゃってるのよ!
「申し訳ないない…です。」
そういうと、顔をクシャクシャにして笑った店主さんらしきカッコいいおじさん。
「私はこのパン屋さんの店主の神未 星(カンミ セイ)です。星って呼んでもいいし、オーナーって呼んでもいいよ。ゆっくりしていってね。」
どうも、店主であることはあっていたらしい。
しかも、名前と顔がめちゃめちゃマッチしてるじゃないですか!!
私もようやく、正気を取り戻し慌てて自己紹介する。
「如月 楓です。町内の回覧板を見てきました!パンが大好きです!」
言った直後に後悔した。
最後の一言要らなかったかも。って。
でも、
「楓ちゃんね!パンが好きなの嬉しい!僕も好きだから、たくさんパンの話しようね!」
そう言ってもらえたから、ほっとした!
カバーしてくれたんだって気づいたけど、なんて言えばいいかわかんなくて、私はちょっと言葉に詰まってしまった。
「楓ちゃんって学生?高校生に見えるけど。」
「はい!今年で高校2年生になります!」
「それじゃあ、僕の息子と同い年だね!紹介しよっか?今、奥にいると思うし。」
そう言って、星さんが息子さんを呼んだ。
うーん、どんな人なんだろう?
かっこいいよね!きっと!星さんがすっごい、カッコいいし、スタイルもいいし、美形だもんな。
あっでも、星さんの奥さん見てないからな。うーん、どーなんだろ?わかんないや。
こつ、こつ、歩く音がして、その方向を向く。
うっわ…すっごいカッコいい!
目は二重で大きく、星さんは色白だけど、この人は黒くて…まるで…
ハンサム風のイケメンだ!
私はとんでもない人に出会ってしまったのかもしれない。
「えーとね、これが俺の息子の直斗」
直斗くんと紹介された彼は、名前どうりの雰囲気をまた身に纏っていて。
私を見てにっこりとも言えないが、少し笑った気がした。