そう伝えた瞬間エマは

「え?本当に!帰ろ〜」

嬉しそうな顔をした

俺はダッシュで片付けをして

エマの隣に並んだ

「私夜の学校初めてなの!」

「怖い?」

「うーん、1人なら怖いと思うけど誰かが居れば怖くないんだね!」

さっきからエマの笑顔を沢山見れてる気がする

先生に事情を話したら校門を開けてくれた

学校から出たら俺たちは無言に

こういう時話した方がいいのか

女子と2人きりは始めていいからよくわからん

1人戸惑っていると

「……ねぇ」

エマが話しかけた

「ん?」

「……私がitinoseグループの孫って知った時どう思った?」

急にこんな話題が来るとは思わなかった

「……俺はなんとも思わなかった」

だからなのか素直に伝えた

「……え?」

「俺はエマが大手の孫だから特別に扱うとか俺の性格上……無理
俺自身水龍だからとか社長の息子だからとか特別扱いはいらない。だからエマが水龍のことを知って特別扱いをしなかった事に俺は……嬉しかった」

なんでだろうこんなにスラスラと言葉が出てくるのは

「俺自身を見てくれる人しか目を合わせないし、冷たく当たる、だから……
ずっと肩に力ばっかり入れやずにと俺の時くらいは楽にしろよ ……
エマはエマだから」