「はぁーとりあえず暴走族は何?
”新が”説明して?」

「分かった」

「はぁー?なんで俺はダメなんだよ!」

「凜空は一旦黙って」

「ごめんなさい」

新のブラックオーラは笑顔なのに笑ってないんだよな…

「暴走族って言うのはチームを作って夜とかにバイクで皆と走るんだよ」

「えぇー。そんなの迷惑じゃん」

「そう捉えるかもしれないけど、水龍は違うよ」

「どういう事?」

「水龍は今、俊が3代目総長なんだけど
本当は水龍は4年前に出来たばっかりなんだ」

「結構短いね」

「あぁ、けど1代目総長や2代目総長が
麻薬やオヤジ狩りをしている他の暴走族を倒して行ったんだ」

「喧嘩で?」

「そうそうで、今俊が総長していて
全国ランキング一位なんだよ」

「へぇー!!凄いね」

「あぁ」

「じゃあ水龍はその麻薬とかオヤジ狩りとかはしていなくて、喧嘩だけしているっていうこと?」

「あぁ、そうだな」

と、長々と新が水龍に関して説明しているが流石に……












「……おいそこら辺にしとけ」