今朝は、詩穂と和子が2人で電車に座って揺られていた。
一駅一駅過ぎるごとに人が多くなってくる。
早苗は、最近付き合いはじめた他校の1歳年下の男の子に会うために、
隣の車両に姿を消していた。
「早苗の彼氏の顔見たことある?」
「うんん。どうやって知り合ったの?」
「帰りの車両で時々見かけてて、ウド鈴木にそっくりだねって言って、あまりにも似すぎて時々探してたのよ。そしたら、逆に声かけられちゃった。」
「それで、OKしちゃったの!?」
「私もビックリよ。」
「見たいなぁ、ウド鈴木似の人!でも、いきなり付き合ってくださいって声かけられたの?」
「メアド聞かれたのよね。そしたら、早苗が教えちゃって・・・。それが1、2ヶ月前かな。で、先週くらいに、付き合うことにしたのーとか言ってて。」
「なんでー。よっぽど良い人なんかなあ。」
「んー焦ったんでない?」
「なんで?」
「ほら、私には、みぃ君が居るし・・・。」
和子は、3人で一緒に学校に通うか通わない頃に、当時同じクラスだった、みぃ君こと、青木満(あおきみつる)を好きになり、猛アタック・・・死後?をかけ、2年生のクリスマスに、恋が実った。
「はいはい、和子さんは青木君とラブラブで。」
詩穂は、冷房の効いた涼しい車内で扇ぐしぐさをした。
「詩穂には、翔吾君が居るし。」
「翔吾!?」
突然の翔吾の名前にビックリして、詩穂は、和子の顔を見た。
「え!?違うの?!」
和子の方がビックリしている。
「あれーー。私フライングしたーー?」
「どういうこと??ねぇってば!!」
「あ、ほら、駅着いたよ!!学校行こう。」
和子は、そそくさと、電車を降りて行った。
詩穂は後をついていき
「ねえって、誰かが噂してたの!?気になるじゃん!!」
一駅一駅過ぎるごとに人が多くなってくる。
早苗は、最近付き合いはじめた他校の1歳年下の男の子に会うために、
隣の車両に姿を消していた。
「早苗の彼氏の顔見たことある?」
「うんん。どうやって知り合ったの?」
「帰りの車両で時々見かけてて、ウド鈴木にそっくりだねって言って、あまりにも似すぎて時々探してたのよ。そしたら、逆に声かけられちゃった。」
「それで、OKしちゃったの!?」
「私もビックリよ。」
「見たいなぁ、ウド鈴木似の人!でも、いきなり付き合ってくださいって声かけられたの?」
「メアド聞かれたのよね。そしたら、早苗が教えちゃって・・・。それが1、2ヶ月前かな。で、先週くらいに、付き合うことにしたのーとか言ってて。」
「なんでー。よっぽど良い人なんかなあ。」
「んー焦ったんでない?」
「なんで?」
「ほら、私には、みぃ君が居るし・・・。」
和子は、3人で一緒に学校に通うか通わない頃に、当時同じクラスだった、みぃ君こと、青木満(あおきみつる)を好きになり、猛アタック・・・死後?をかけ、2年生のクリスマスに、恋が実った。
「はいはい、和子さんは青木君とラブラブで。」
詩穂は、冷房の効いた涼しい車内で扇ぐしぐさをした。
「詩穂には、翔吾君が居るし。」
「翔吾!?」
突然の翔吾の名前にビックリして、詩穂は、和子の顔を見た。
「え!?違うの?!」
和子の方がビックリしている。
「あれーー。私フライングしたーー?」
「どういうこと??ねぇってば!!」
「あ、ほら、駅着いたよ!!学校行こう。」
和子は、そそくさと、電車を降りて行った。
詩穂は後をついていき
「ねえって、誰かが噂してたの!?気になるじゃん!!」

