次の日

今日は遼が休みで遼の家におじゃましてます

まぁー、週1くらいで来てるんだけどね…

「美緒、、あんまり無理するなよ!」

合格して落ち着いたから、片付いていない遼の家のお掃除に来た

真面目なとこあるけど片付けるのは苦手なんだって

「あ、遼。なんでこんなところに服置いとくの?」

隅っこにホコリと一緒に服があった

「ごめん。」

そう言って、洗濯機に入れていった

「もう!」

こういうとこはしっかりしてないんだから!





一仕事終わって落ち着いた時

「美緒…話したいことあるんだけど。」

遼に言われた。なんか、、深刻そうな顔してない?

「あのさ、、」

嫌だな

「美緒…大丈夫?」

遼が心配そうに見つめてくる

「あ、大丈夫だよ。で、なんだっけ?」

私は誤魔化した。怖いよー

「あのさ、合格してとりあえず落ち着いたからさ…美緒に改めて言いたい。」

遼がそう言った

「改めて?」

遼は

「俺と結婚してほしい。」

そう言って指輪を出してきた

私はパニックになって

「え?ほんとに言ってるの?」

もう一回聞いた。夢かもしれないんだよ。

「俺は嘘をつかない。」

恥ずかしそうに言った

だから私は

「はい。よろしくお願いします。」

指輪を受け取った



そのあとね、婚約届けを書いたの

「私、、高坂になるの?」

なんか実感がなくて…

「あぁ。高坂美緒だな。」

遼にそう言われて照れてしまった

一年半前は

「高坂先生!」って呼んでたのに

自分が高坂になるなんて


嬉しいな。

なんか私の家族には言って承認してもらったらしい

それを聞いて驚いたんだけど

だから、来週。

遼の家族に会いに行きます。

不安だな。認めてもらえるかな。