それから、湊介がちゃんと、私のこと思ってくれてるんだって伝わったから。
それがすごく嬉しくて。
「…で、どうすんの」
「え~どうしようかな~?」
「………」
「嘘だよ。帰らない。さっき陽太からも連絡あったしね」
そう言うと、湊介はホッとした顔になった。
が、すぐにまた眉を寄せる。
「"陽太"はお前のなに?」
「何って、」
「名前で呼んでるし。電話で"愛してるよ"とか言ってたし。俺のこと、友達って言っただろ」
………嫉妬の原因はそれか。
「陽太はね、従兄弟だよ」
「…従兄弟?」
「そ。1コ下の従兄弟」
だから名前で呼ぶのもおかしくない。
苗字同じだし。
まぁ…愛してる発言はキモイけど。
陽太もそう言ってたし、私ももちろん本気じゃないし?
「湊介のことを友達って言ったのは…まぁ、従兄弟に自分の恋愛事情言うのが小っ恥ずかしくて」
それがすごく嬉しくて。
「…で、どうすんの」
「え~どうしようかな~?」
「………」
「嘘だよ。帰らない。さっき陽太からも連絡あったしね」
そう言うと、湊介はホッとした顔になった。
が、すぐにまた眉を寄せる。
「"陽太"はお前のなに?」
「何って、」
「名前で呼んでるし。電話で"愛してるよ"とか言ってたし。俺のこと、友達って言っただろ」
………嫉妬の原因はそれか。
「陽太はね、従兄弟だよ」
「…従兄弟?」
「そ。1コ下の従兄弟」
だから名前で呼ぶのもおかしくない。
苗字同じだし。
まぁ…愛してる発言はキモイけど。
陽太もそう言ってたし、私ももちろん本気じゃないし?
「湊介のことを友達って言ったのは…まぁ、従兄弟に自分の恋愛事情言うのが小っ恥ずかしくて」

