君の光と私の輝き。

日曜日

集合する前に紬の家に行く。

紬の部屋で紬に髪をゆるふわに巻いてもらう。キャップを被るから髪を巻くだけでいいらしい。私にはよく分からない。

「ついでにメイクもさせて!」

「メイクなんてやったことないんだけど。」

「大丈夫!もっとかわいくなるよ!」

そう言って紬は私の顔にメイクをしていく。

「はい!完成!うん、かわいい!やっぱり優月は、かわいいな〜」

紬が私のほっぺを むにむに としてくる。

「んもー!大げさだよー」

「じゃ、行きますか!」

2人で駅に向かう。

「ねー、紬。まだ9時30分だよー。このままだと駅に40分に着いちゃうよ?早くない?」

「分かってないなー優月は。早く行くことでこの人は、律儀な人だなーってなるから!」

「それ誰 情報?」

「うーん。私かな?」

「え、、、?それってほんとに当たる?」

「まあ、やってみなきゃわかんないよね!」

紬には、大雑把な時がある。
私の考えだと、『あれ?もしかして待たせた?』って焦らせちゃうと思うんだけどなー。
まあ、いっか。
早く行って損は無いしね。