君の光と私の輝き。

部活が終わり、紬と一緒に帰った。

「いや、なんでニヤニヤしてるの?笑」

「え!?私ニヤニヤしてた!?」
無意識にニヤニヤしてたらしい。

「めっちゃしてるけど・・・もしかして何かあった?朝よりスッキリした顔してるけど」

さすが紬だなー。なんても見抜かれる。
紬には言った方がいいよね。

「実はさっき気づいたんだよねー。私、加瀬くんが好きだって」

「やっぱりねー。そうだと思ったよー。何?告るの?」

「いやいやいや!そんな勇気ないってー」
もしも告白して今の関係が壊れてしまったら私は、教室にも部活にも行けないと思う。

「そっかー。じゃあさー、ダブルデートって感じで4人で遊ばない?楽しいと思うけど」

「4人って誰?」

「私と優月と加瀬と駿!」