合宿2日目、朝
私「ふわぁ〜ねむ〜」
「あれ?ゆきちゃんは?」
悠「キャー!誰かー!」
この声ゆきちゃん?どうしたのかな?

ガサガサ

私「ゆきちゃん大丈夫?」
悠「あっ…あれ…」
私「えっ…あれって…」

そこに居たのは
首を吊って死んでいた同じクラスのかなちゃんだった…

ザワザワ

先生やみんなが集まった

高「何が起こったんだ…」
芽「なんで…」
この子はめいちゃん!
って呑気に自己紹介してる場合じゃない

警察官が来た

私「あっお母さん!」
母「もしかして…殺されたのって…」
私「うん…」

悠「ねぇこの人誰?」
私「私のお母さん」
ク「え〜〜〜!」
母「で、見つけた時の状態は?」
悠「えっと…首を吊って死んでて…」
純「ってことは…自殺?」
芽「えっ…」
夏「嘘っ…」
この子はかえちゃん

私「いや…そう決めつけるのは早いと思う」
母「どうしたの?」
私「かなちゃんが首を吊ってた紐とサイズが違う
紐の跡がある」
悠「…って言うことは」
私「これは殺人事件かもね」
夏「そんな…」
そこにまるで私の心情を語っているように静かで寂しいような風がふいた

第二章

夏「嘘だよね…?」
高「なんで…」
私「いろいろ調べる必要があるね」
芽「なんか気持ち悪くなってきた…」
私「部屋で休む?」
芽「うん…」
私「よし!みんな一旦部屋に帰るか!」

ザワザワ

私「あ〜疲れた〜」
悠「みおちゃんって警察だったんだね」
私「まぁ…うん」
涼「なんかすごいね〜」
私「そうかな?」
高「ねぇねぇみおちゃん」
私「ん?」
高「警察ならこの事件の犯人を見つけてよ!」
夏「なんか怖い…」
芽「どうなるんだろう…」
純「…」
私「そうだよね…私も犯人を見つける!」
「私も現場に行ってくる!」
「ゆきちゃんちょっとここ任せていい?」
悠「うん…頑張って!」
私「うん!」



私「なんで殺されたんだろう…?」
ズルっ
「いたっ…」
「なにこれ?」
私が転んだところに紐が落ちていた
私「これって…」
私はその紐を持って現場に行った

私「ねぇお母さん!」
母「どうしたの?」
私「これもしかしたらかなちゃんの首にあった紐 跡の紐じゃない?」
母「ちょっと見てみるわ」
「一緒だったわ」
私「ほんとに!」
「これで一歩近づいた!」
母「喜ぶの早いでしょ」
私「いいの!」
「これ誰のかな?」
「調べよっと!」

私「手がかりどこかな?」
「かなちゃんの部屋言ってみるか」

ガチャ

私「失礼します…」
「汚っ!」
「もう少し片付けてよ…」
「あれ…これさっきの紐と同じ…?」
「一応写真撮っとこ」

パシャ

私「これでよし!」
「帰ろ〜」

この時の私は知らなかった
また次の不幸が訪れることを…

第三章 第二の殺人



芽「もう夜だね…」
夏「どうなるんだろう…」
愛「そんな落ち込んでたらダメだよ!」
「ほら!みんな元気出して寝よっ!」
ク(寝るんかい…)
この子は愛桜ちゃん!
みんな落ち込んでるけど元気にしようとさせてくれてるんだな

私「愛桜ちゃんありがと!」
悠「そうだね!じゃあ寝るか…」
純「そうだね…眠い…」
芽「寝るのなんか怖い…」
純「もう俺は寝るね」
ク「おやすみ〜」
私「んじゃみんな寝ますか」
「怖い子は誰かと一緒に寝ようか」
芽「じゃあかえちゃん一緒に寝よ」
夏「いいよ〜」
「じゃあおやすみ」
私「うん!」
悠「おやすみ〜」
涼「うん…おやすみ……zzZ」
ク「…zzZ」

殺人現場

?「なんで…ちゃんが…ここに…」
「お願い…謝るから…こんなこと…」
?「謝っても許されない!」
?「イヤー!…グサッ…バタッ」
?「はぁ…はぁ…これで2人殺せた…」