涼はこの春先まで、生きる目標すら失い、何の目的もなくダラダラと遊んでいた。
という所まで、舞に話した。
「へぇ。涼くんが不良グループにいたなんて、ちょっと意外だなぁ。」
「俺もまさか、そんな人達と仲良くなるなんて、思ってなかったよ?」
「涼くんのロン毛に金髪のピアス姿、ちょっと見てみたかったなぁ。」
「いやいや。そんな事言ってないよーっ!!
今時、そんな絵に描いたような不良なんていないだろ?」
「今でも絶対にいるよ~。
ほらっ!!あれとか~っ」
舞が差した指の先には、畑の真ん中にあるカカシ。
「そうそう。麦わら帽子を被って、手を広げて……
って誰がカカシやねんっ!!」
涼のノリツッコミに、二人は大笑いしていた。
そして舞が続ける。
「人生なんて、良い時も悪い時もあるよ?
ところでその話に渚ちゃんは、いつ出てくるの?
まだ終わりじゃないでしょ?
そこから映画に出るまでの壮大なストーリーの、始まり始まり♪」
舞は楽しそうに拍手をしていた。
こんな二人をを見れば、紫音だけじゃなく、誰から見ても、楽しそうな恋人の雰囲気に見えただろう。
涼は舞に話の続きをしていく。
という所まで、舞に話した。
「へぇ。涼くんが不良グループにいたなんて、ちょっと意外だなぁ。」
「俺もまさか、そんな人達と仲良くなるなんて、思ってなかったよ?」
「涼くんのロン毛に金髪のピアス姿、ちょっと見てみたかったなぁ。」
「いやいや。そんな事言ってないよーっ!!
今時、そんな絵に描いたような不良なんていないだろ?」
「今でも絶対にいるよ~。
ほらっ!!あれとか~っ」
舞が差した指の先には、畑の真ん中にあるカカシ。
「そうそう。麦わら帽子を被って、手を広げて……
って誰がカカシやねんっ!!」
涼のノリツッコミに、二人は大笑いしていた。
そして舞が続ける。
「人生なんて、良い時も悪い時もあるよ?
ところでその話に渚ちゃんは、いつ出てくるの?
まだ終わりじゃないでしょ?
そこから映画に出るまでの壮大なストーリーの、始まり始まり♪」
舞は楽しそうに拍手をしていた。
こんな二人をを見れば、紫音だけじゃなく、誰から見ても、楽しそうな恋人の雰囲気に見えただろう。
涼は舞に話の続きをしていく。


