「まぁ、そんなとこかな。お前、鈍そうなのによくわかったな。」 「ひどいなー。鈍くなんかないもん。武藤君のバカ。」 「バカは、ヒドイだろ、バカは。それに、オレ、君ってガラじゃぁないし、カオルでいいよ。呼び捨てでさぁ。」 「うーん。わかった、じゃあカオルね。でも指輪盗むの難しいと思うよ。」