「あっ、でも道に迷っちゃって帰れないんです。」 「はぁー。お前その年で迷子なのかよ、ほら拗ねんなよ。この道、真っすぐ行くと道に出るからさぁ。」 呆れながらも道を教えてくれた。 「あっ、ありがとうございます。」 「じゃあ、俺行くから。」 そう言って立ち去ろうとした。 「あの、また会えますか?」 私何聞いてるんだろう?