「ただいま。」

「茜おかえり!」

「お姉ちゃん!今日は早かったんだね。」


うん、と遥がうなずく。


「それでなんだけど…修二が戸崎さんが最近元気ないって言ってたけど何かあったの?」


ウッ...


結局時間が合わなくて遥にはまだ言っていない。

付き合いだしてから遥は野宮さんのことを下の名前で呼んでいる。


「お姉ちゃん、話したいことあるから私の部屋来て。」


わかったと私の後についてくる。