星がお店を出たあと、すぐ私もお店を出

た。


そして、近くの公園のベンチに座った。


今日は、桜が満開なのでたくさん人がい

た。


すると、

「桜菜ー。」

「えっなんで、」

なんと目の前にアメリカにいるはずの翔が

いたのだ。


「ただいま、桜菜。」

「病気は、もういいの?」

「うん。手術も成功した。」

「よ、良かった。」

私は、無意識のうちに涙が出ていた。