「高梨君いるなら、帰るね。」

翔君は、「ゆっくりしていきなよ」と言っ

てくれたけど、「行くとこあるから」と、

言って病室を出た。




「ねぇ桜菜。高梨どタイプなんだけど!」



様子がおかしかったのは、こういうことか



「なに。一目ぼれ?」


「かもしれない」



星は高梨君に一目ぼれした。