重厚な雰囲気が漂うアンティーク風の喫茶店では、紺色のワンピースにひらひらした白いエプロン姿のウェイトレスが紅茶やスイーツを運んだり、客の注文を取っている。壁一面の大きな窓では、暖かみのある橙色から燃えるような朱に染まった紅葉が、はらりはらりと散っていた。
「はい、メニュー」
「ありがとう」
宮野さんがメニューを差し出してくたので、それを受け取ってざっと目を通す。うーん、種類が多い。
「じゃあ、ミルクティーで」
「わかった。すみません、ミルクティーとキャラメルラテひとつ」
注文を終えると、テーブルひとつ分の静寂が訪れた。
どうして宮野さんは今日、私を誘ったんだろう。最近あまり話していなかったのもあって、少し気まずい。
「最近どう?」
ウェイトレスがカップをテーブルに並べ終わってから、宮野さんが切り出した。
「どうって、普通、かな」
曖昧に笑って、カップに口をつける。ミルクティーの味がした。
「神崎くんとは?」
「はい、メニュー」
「ありがとう」
宮野さんがメニューを差し出してくたので、それを受け取ってざっと目を通す。うーん、種類が多い。
「じゃあ、ミルクティーで」
「わかった。すみません、ミルクティーとキャラメルラテひとつ」
注文を終えると、テーブルひとつ分の静寂が訪れた。
どうして宮野さんは今日、私を誘ったんだろう。最近あまり話していなかったのもあって、少し気まずい。
「最近どう?」
ウェイトレスがカップをテーブルに並べ終わってから、宮野さんが切り出した。
「どうって、普通、かな」
曖昧に笑って、カップに口をつける。ミルクティーの味がした。
「神崎くんとは?」

