久遠の果てで、あの約束を。

いくつもの色を持つ光がライブハウスを彩り、そして支配する。


音楽に合わせて目まぐるしく踊る眩しい照明が照らし出すのはステージの中心ーーシュティレだ。


光と闇が織り成す世界にあざやかな色が重なって、キャンドルのように灯るペンライトが、音楽に合わせて揺らめいている。

ポップな音色と共に紡ぎ出される真っ直ぐな歌声はCDで聴くよりもずっと生き生きとしていて、見ているもの、感じているもの全てが、この世のものとは思えなかった。


気がつけば私も、彼らに声援を送っていた。


あっという間に一曲目が終わり、それぞれのイメージカラーのTシャツに身を包んだメンバーが、手を振ってファンからの声援に応える。



「今日は来てくれてありがとうございまーす! 思う存分、楽しんでいってくださいねー!」


真っ赤な口紅を引いた唇をほころばせて、ステージ中央のボーカルがマイク越しに笑顔を振り撒いた。