二人で暮らし始めて、この日はじめて、タッカーとミーアは別々のベッドで眠った。

鍛冶師を続けていく事。

戦争の為の道具を作り続けていく事…。

タッカーは鍛冶師という仕事を誇りに思っている。

しかしそれをミーアは受け入れられずにいる。

確かに、ミーアの言う通りなのだ。

タッカーの作る剣によって、多くの兵士が傷つけられる。

間接的に、タッカーが兵士を傷つけている。

その矛盾。