夜になって晩ご飯を食べたあと、私はお風呂を沸かした。

「怜央、先にお風呂入ってきて」

「おう!」

しばらくして、怜央がお風呂から上がってきた。

「結菜、お風呂空いたよ」
髪の毛の濡れてる怜央は、色気が凄いなーと思って見ていた。

「結菜?」

「えっ」

「お風呂空いたよ?」

「あっうん。お風呂入ってくるね!」

「あーもう可愛すぎる」と言っていたのは、私の耳には聞こえなかった。


「ふぅ、喉かわいたな」
お風呂に入ったあと喉かわくのなんでだろ?

「あっ怜央起きてたんだ」
今の時間は、11時くらい。

「うん」

「先に寝てきてもいいよ?」

「ううん、大丈夫。まだ、眠たくない」

「それより結菜髪の毛濡れてる」

「乾かすのめんどくさくて、、、」

「ダメじゃん、ちゃんと乾かさないと。
風邪ひくぞ?」

「大丈夫、大丈夫」と軽く言うと、
「俺が乾かしてやる」

「えっいいよ。自分でやるよ。」

「いいから、ドライヤー」
って言って手を出してきた。
私は、素直にドライヤーを渡した。

「えへへ、ありがとっ」

「べつに」


髪の毛を乾かしてもらったあと、
ベッドに潜って眠った。