翌日

「ふぁー」
「今何時だろ?」
10時!いくら学校が無いからって寝過ぎた!

コンコン

「結菜起きた?入っていい?入るよー」

ガチャ

「起きてんじゃん」
「今起きたの!」
返事も聞かずに女の子の部屋に入ってくるなんて・・・どうかしてる!!

「怜央。質問2つして答えも聞かずに女の子の部屋入ってくるなんてあり得ない!」

「あぁーわりーわりー」
「部屋の外から何回声かけても返事が無かったからさー」

「えっうそ」
部屋の外から何回も声をかけてたなんて全く気づかなかった。

「嘘じゃないよ、結菜おはよ」

「おはよう怜央」

「朝ごはんどうする?食べる?10時過ぎだけど」

「食べる!」

「分かった。準備してくるから着替えて降りてこいよっ」

「はーい」

怜央が部屋から出て行った。

「服どうしようかなー」
今日は、出かける予定ないしラフな格好でいいかな。私は、パーカーワンピースを着て下に降りた。