「えっ?」
私は意味わからなかった。
突然『私のことは内緒にして。』というものだから。
「なんで?」

そう聞くとennちゃんは少し黙って口を開いた。

enn「実は私入院することは言ったけど、今日ここの病院とは言ってないの。」

『そうなの?』

enn「そう。だからバレたらヤバいし、何より同じ病室にいるなんて知ったらどうなる事やら。だからもし虎龍達に【隣の人誰?⠀】って聞かれたら山口若菜って答えて。」

『わかった。ennちゃんがそこまで言うなら。』

enn「ありがとう。」