「はぁ…疲れた…」


誰もいない教室で一人口癖を口にする。


部活のあと、教室に筆箱を忘れたのを思いだし取に来たのだ。みんな、学校を出ているのでとても静かだ。今、学校にいるのは、多分先生方と私、川田りりあぐらいだろう


「はぁ…」幸せが一つ逃げたなぁ…と思いながら