「死ぬのはイヤァァァァァ!!」

「真奈美!!」

「来ないでぇ!!」

「先生!?真奈美は…」

「錯乱状態に陥っています」

「ついて来ないで!!」

「(無駄だよ…真奈美…一緒に死んでちょうだい?)」

「イヤァァァァァ!!」

カラッ

「真奈美ぃ!!」


屋上から飛び降りた真奈美…





遠退いて行く意識の中でみた結蓮は…


結蓮であって結蓮じゃない…

死神の笑っていた…

飛び降りたあたしの傍で…



妖しく妖艶に笑っていた

死神が立っていた…







だから言った…






『一緒に死んでちょうだい?』