"シャーペン、どうぞ"
名前も知らない同じ塾の後輩くんと、初めて喋った。
優しいけれど、喋り方はとてもそっけなくて。
借りたシャーペンを返すのは、少し躊躇った。
- - - - - - - - - - - - - - - - -
今日は塾の模擬試験の日だ。
1週間前から、しっかりと勉強してたから準備万端なはず…。
制服に着替えて、持ち物の確認もして。
少し胸を高鳴らせながら、私は扉を開いた。
何せ、中学三年生になって初めての模擬試験。
塾へ通っているけれど、私はかなりの落ちこぼれだ。
頭のレベルが全然違う同級生の子を、少し見返したくなって。
ほんとは、見返しなんてできないかもしれないのに。
本気になっちゃったんだ。
名前も知らない同じ塾の後輩くんと、初めて喋った。
優しいけれど、喋り方はとてもそっけなくて。
借りたシャーペンを返すのは、少し躊躇った。
- - - - - - - - - - - - - - - - -
今日は塾の模擬試験の日だ。
1週間前から、しっかりと勉強してたから準備万端なはず…。
制服に着替えて、持ち物の確認もして。
少し胸を高鳴らせながら、私は扉を開いた。
何せ、中学三年生になって初めての模擬試験。
塾へ通っているけれど、私はかなりの落ちこぼれだ。
頭のレベルが全然違う同級生の子を、少し見返したくなって。
ほんとは、見返しなんてできないかもしれないのに。
本気になっちゃったんだ。
