星の雨を降らしてよ

「あ、美羽(みう)。おはよー」

「みうみうおはー!」

「おはよ、雲母、ほんとあんたは朝からやかましいわね」

「えへへ」

「褒めてないわよ」

色っぽい切れ長の二重の少しグレーの目頬に影を落とすほどの長いまつ毛、少し茶色く染められたロングの髪はゆるいウェーブにされ、そこだけ次元が違うと錯覚させるほどの美貌を持っていた。

スタスタと近ずいてくるのはまた私の大事な友達だった。

そして私達のとこに来るとガシッと私の肩を掴んだ。

「美羽?どうしたの?」

「雨花、嫌なことはちゃんと嫌って言いなさいよ」

突然母親のような事を言われた。

「へ?」

びっくりして間抜けな声が口から出てしまった。

「みうみう、うかっぺが固まってる」

たまらず雲母が助け舟を入れてくれた。

「え?ああああ雨花ごめんんん戻ってきてえええ」

ハッとしてすぐさま私の肩を揺さぶってきた

「美羽、い、一旦落ち着いて?」

「ううっごめんね雨花ぁぁ」

ぐりぐりと肩に綺麗な顔を押し付けてくる。

「いいよー美羽は毎日心配性だねー」

「だって!!雨花が可愛すぎるのが行けないのよおぉぉ」

軽く言ったつもりがまた美羽のスイッチを押してしまった。


「おぉおう、、」

美羽の迫力に押されかけていると

「ほんっとみうみうのうかっぺ愛は凄いねぇ」

はぁっとため息をつきながら雲母は言うと、呆れたように美羽を見て私をヒョイっと持ち上げてしまった。

「あ!雲母!!返しなさいよぉぉぉぉ!!私の雨花をぉぉ」

「みうみう、うるさいよ」

雲母の的確すぎる一言で美羽はグッと黙ってしまった。

「うかっぺもうかっぺだよ?いつもいつも優しくするからみうみうが止まらなくなるんだよ」

そして私も雲母に怒られてしまった。