18時
「よし、いくぞ!」
親父の声で全員が動き出した。
先頭の3人がブラックホークを持ちドアをぶち開けようとしている。
ものの数秒で
ドガッと音を立てドアが開いた。
ズカズカと一斉に部屋の中へ入り込む。
急な突入にさすがのシエルもビックリしたのか反撃はまだしてこない。
「だ、誰だお前ら」
「若い娘を探している。ここにいるんだろ?大人しく渡せ。」
「は?何言ってやがる。そんなやつ知らねーよ」
「わかった、とりあえず渡す気がないなら奪うまでだ。」
そう言ってありとあらゆる部屋を開け片っ端から探し始めた。
「てめぇら、いい加減にしろよ」
この拠点にシエルは6人しかいないらしい。
こっちは外待機を入れて68人。
数からしたら余裕すぎる。
その時樹のポケットで携帯が震えた。
「はい、樹」
「樹!こっちだ!いたぞ!女の子!しかも2人!とりあえず来い!」
電話の後ろでは明らかに乱闘になっている音が聞こえた。
樹は電話の途中で走り出していた。
