「私も嬉しい。これからは朝も夜もずっと一緒だね!」 「お前、あんま可愛い事言うなよ」 チュッ 短いリップ音を鳴らしながら王子様のキスが降りて来た。 「もお!お母さんに見られたらどおするの!」 「ごめんごめん、ほら早く行くぞ」 そう言い手を出してきた樹くんに今日何度目かのキュンが胸を打ち思わずニヤけてしまった。 「うん!行こ!」 大きな手のひらにそっと重ねた。 「こっち!」 指と指が離すまいと言わんばかりに絡まり合いギュッと握られる。 はじめての恋人繋ぎ記念日。