騎士(ナイト)に チェックメイト




「・・・・・・・・」


「もしもし?水神ですけど」



樹くんが耳元で聞いている





「僕がいるのに、酷いなあさくら。そんな悪い子にはお仕置きが必要だね」




ガチャっ  ツーッツーッツーッ




全身の力が抜ける感覚。



あいつの声だ。間違いない。
そう思ったのも束の間、息が苦しくなってひゅーひゅーと喉が鳴る。



「さくら!落ち着け!」



樹くんが、私を抱いてソファーまで連れて行き優しく話しかける。