次の日の朝8時


時間通りに家を出ると門の横には樹くんの姿がある。


「おはよう」


「おはよ」


「さくらの母です。」


「あ、どうも。時枝樹です」

「さくらから話は聞きました。本当に色々ありがとうね。さくらのこと宜しくお願いします。」


「はい、全力で守ります。宜しくお願いします。あとこれ一応俺の携帯のアドレスと番号です。何かあった時に繋がるように渡しておきます」


「まあ、しっかりしてて本当安心だわ。ありがとう。あとで私のも送りますね」


「はい、ではいってきます」


「行ってきます」


「行ってらっしゃい」