電車のホーム
ちょうど電車が来るところだった
「うわ、ちょっと混んでるね」
「まぢだ。乗れる?」
「うん、大丈夫」
夕方の時間は5つ前の駅に大きな会社があり帰宅する人でいっぱいなのだ。
樹くんが私をドア側に行かせてくれたおかげで満員電車なのに全然苦じゃない。
「ねえねえ、壁ドンして?」
「は?お前バカなの?壁ドンはしてっていってするもんじゃねえよ」
「いーじゃん」
「やだよ」
キキーッ
急にブレーキがかかり体が左に傾く。
とっさに足を踏ん張るが油断していた身体は言うことを効かず、タタタッと左によろけた。
