ブッブッブー ブッブッブー 「あっ」 [もしもし。さくらの彼氏ですけどなんか要すか?気持ち悪いんでもう辞めてもらえます?] [・・・] ツーッツーッツーッ 「切れた」 「ちょっと樹くんにもなんかあったらどうすんの?」 「俺は平気。つか、今から携帯換えに行くぞ」 「今から?」 「荷物持って下駄箱来て」 そういうと自分も荷物を取りに行くのか行ってしまった。 (はあ。何もないといいな。) 思い出してしまう去年の夏の日。 忘れる事などこの先絶対に出来ないあの悪夢の様な1日。