2.桜坂高校
ここが理事長室かぁ…
コンコンーー……。
「失礼しまーす。」
理事長室に入った瞬間ーー……。
誰かに抱きしめられた。
…ん?え、?
「…久しぶりだな、凜。」
…この声、まさか…
「…直くん?」
「おう!久しぶりだな!凛!」
「久しぶりだね、直くん。」
直くん(直樹)は、私のパパの友達で昔はよく
遊んでもらってた。
でも、なんでここに??
「…直くん?」
話しかけると少し体を離してくれた。
「ん?どーした?」
「なんで理事長室にいるの?」
だって、ここ高校だし。しかも、ここ理事長室
だよね??
「そんなことかよ(笑)
そんなの、俺が理事長だからだ!」
…え?直くんが?
「…嘘だ。」
「本当だぞ?」
「……」
「凜??」
「おい、本当のことい言え!殴んぞ???」
ビクッ
「本当だ!勉強とやらを頑張ったんだ!」
…まじかよ
本当なのか?でも、あの顔は本気の顔だ。
そんな疑問を抱いてると、直くんが口を開いた
「そんなことより…凜お前“海桜”辞めたのか?」
あー、そのことか。
「いや、辞めてない」
「はぁ!?」
チッ、うるせぇ…
少し殺気を出して睨むと、直くんは一瞬ビクッ
とした。
「じゃー理由は“あれ”なんだな。」
コクン…
そう“あれ”とは…喧嘩だ。教師を殴ったのだ。
あれ、正当防衛?いや違うか(笑)
…本当は私ばっかり標的にしてやがるから
やってやったんだけどね?(笑)
まあ、バレてないよ?正体は!
「相変わらずだな(笑)
まあ、ここでも“海桜”の噂は絶えないぞ?
しかも、ここには県No.1の“龍王”と県No.2の
“青龍”がいるから。“龍王”は正統派だが、“青
龍”は卑怯で汚いことばっかりやる族だ。気を
つけろよ?7代目総長“龍蝶”さんよ?(笑)」
…チッ…めんどくせぇー。
「人ごとだと思いやがって。」
「まあ、まずは高校生活楽しむんだな(笑)」
チッ
「…はぁ、もーいいや。それより私のクラスどこ
なの?」
ハッ!
すると、直くんすぐに電話をかけ始めた。
「…俺だ。いますぐ理事長室にこい…
……3分以内だ、じゃ。」
うわぁ…めちゃくちゃだ(笑)
電話の人可哀想…(笑)
3分後……
ーーーバンッ!!
理事長室のドアが勢いよく開いた。
お?きたのかな?
「直樹さん!!3分以内はさすがに…ハァハァ
…せめて5分以内にーーーって…」
…聞き覚えがある声が聞こえた。
まさか…ね?
「…健ちゃん?」
そう、入ってきたのはまたもや知り合い。
「凜!?転入生って凜のことやったんか!!」
「みたいだね。」
「そーか、久しぶりだな。」
ほんとそーだよ。いつぶりだろ…
この人は健ちゃん(健二)。“海桜”4代目副総長で
ある。言うの忘れてたけど、私のパパは初代総
長、パパの弟・一郎が2代目、直くんが3代目、
私のお兄ちゃんが4代目、渉くんが5代目総長な
んだよ!
「凜、美人になったな!」
はぁ?美人?
「頭大丈夫?」
「正常だ!(相変わらず無自覚なのか。)」
じゃー、歳のせいだな。健ちゃんどんまい。
…キーンコーンカーンコーン
「ん、いかないとな!そろそろ。」
健ちゃんがチャイムを聞きそーいった。
「凜、お前は2-C、俺が担任のクラスだ!」
健ちゃんが担任か、ある意味良かった。
「わかった。」
健ちゃんにそう返事に理事長室を出ていこうと
すると、直くんが衝撃発言した。
「あ、いい忘れてたが。凜、この学校女お前だ
けだからな。」
……女…ひとり…?
…聞き間違いかな、?
「健ちゃん、本当?」
直くんの嘘かもしれないしね?一応確認。
すると、健ちゃんはいった。
「そーだ。」
あー、まじかぁ。
「でも、大丈夫だ。俺と健二で守ってやる!
まあ、自分でそれぐらいできると思うけどな!」
…できますけど?なにか?
でも、気持ちは嬉しい。
「2人ともありがとう!」
ニコッ
「「……っ!!(可愛い)」」
微笑むと2人とも顔を赤くした。
一方凛は、ん?なんで2人とも顔赤いの?
風邪かな?気をつけないとな、私も。と思って
いた。
ー2-C。
「じゃ、合図したら」
ここが理事長室かぁ…
コンコンーー……。
「失礼しまーす。」
理事長室に入った瞬間ーー……。
誰かに抱きしめられた。
…ん?え、?
「…久しぶりだな、凜。」
…この声、まさか…
「…直くん?」
「おう!久しぶりだな!凛!」
「久しぶりだね、直くん。」
直くん(直樹)は、私のパパの友達で昔はよく
遊んでもらってた。
でも、なんでここに??
「…直くん?」
話しかけると少し体を離してくれた。
「ん?どーした?」
「なんで理事長室にいるの?」
だって、ここ高校だし。しかも、ここ理事長室
だよね??
「そんなことかよ(笑)
そんなの、俺が理事長だからだ!」
…え?直くんが?
「…嘘だ。」
「本当だぞ?」
「……」
「凜??」
「おい、本当のことい言え!殴んぞ???」
ビクッ
「本当だ!勉強とやらを頑張ったんだ!」
…まじかよ
本当なのか?でも、あの顔は本気の顔だ。
そんな疑問を抱いてると、直くんが口を開いた
「そんなことより…凜お前“海桜”辞めたのか?」
あー、そのことか。
「いや、辞めてない」
「はぁ!?」
チッ、うるせぇ…
少し殺気を出して睨むと、直くんは一瞬ビクッ
とした。
「じゃー理由は“あれ”なんだな。」
コクン…
そう“あれ”とは…喧嘩だ。教師を殴ったのだ。
あれ、正当防衛?いや違うか(笑)
…本当は私ばっかり標的にしてやがるから
やってやったんだけどね?(笑)
まあ、バレてないよ?正体は!
「相変わらずだな(笑)
まあ、ここでも“海桜”の噂は絶えないぞ?
しかも、ここには県No.1の“龍王”と県No.2の
“青龍”がいるから。“龍王”は正統派だが、“青
龍”は卑怯で汚いことばっかりやる族だ。気を
つけろよ?7代目総長“龍蝶”さんよ?(笑)」
…チッ…めんどくせぇー。
「人ごとだと思いやがって。」
「まあ、まずは高校生活楽しむんだな(笑)」
チッ
「…はぁ、もーいいや。それより私のクラスどこ
なの?」
ハッ!
すると、直くんすぐに電話をかけ始めた。
「…俺だ。いますぐ理事長室にこい…
……3分以内だ、じゃ。」
うわぁ…めちゃくちゃだ(笑)
電話の人可哀想…(笑)
3分後……
ーーーバンッ!!
理事長室のドアが勢いよく開いた。
お?きたのかな?
「直樹さん!!3分以内はさすがに…ハァハァ
…せめて5分以内にーーーって…」
…聞き覚えがある声が聞こえた。
まさか…ね?
「…健ちゃん?」
そう、入ってきたのはまたもや知り合い。
「凜!?転入生って凜のことやったんか!!」
「みたいだね。」
「そーか、久しぶりだな。」
ほんとそーだよ。いつぶりだろ…
この人は健ちゃん(健二)。“海桜”4代目副総長で
ある。言うの忘れてたけど、私のパパは初代総
長、パパの弟・一郎が2代目、直くんが3代目、
私のお兄ちゃんが4代目、渉くんが5代目総長な
んだよ!
「凜、美人になったな!」
はぁ?美人?
「頭大丈夫?」
「正常だ!(相変わらず無自覚なのか。)」
じゃー、歳のせいだな。健ちゃんどんまい。
…キーンコーンカーンコーン
「ん、いかないとな!そろそろ。」
健ちゃんがチャイムを聞きそーいった。
「凜、お前は2-C、俺が担任のクラスだ!」
健ちゃんが担任か、ある意味良かった。
「わかった。」
健ちゃんにそう返事に理事長室を出ていこうと
すると、直くんが衝撃発言した。
「あ、いい忘れてたが。凜、この学校女お前だ
けだからな。」
……女…ひとり…?
…聞き間違いかな、?
「健ちゃん、本当?」
直くんの嘘かもしれないしね?一応確認。
すると、健ちゃんはいった。
「そーだ。」
あー、まじかぁ。
「でも、大丈夫だ。俺と健二で守ってやる!
まあ、自分でそれぐらいできると思うけどな!」
…できますけど?なにか?
でも、気持ちは嬉しい。
「2人ともありがとう!」
ニコッ
「「……っ!!(可愛い)」」
微笑むと2人とも顔を赤くした。
一方凛は、ん?なんで2人とも顔赤いの?
風邪かな?気をつけないとな、私も。と思って
いた。
ー2-C。
「じゃ、合図したら」

