少し経つと、タイヨウは「okay」と言って…私のいる方へ体を向けた。 『何?』 「難しい…」 …難しい? 私が、この学校に通うのが? 確かに、私もそう思う… やっぱり、私の留学は間違っていた。 と、 自分の中で話が完結していると…タイヨウは話を続けた。 「英語から日本語は難しい…ちょっと待って」 何だ。 挫折しそうな私がついに挫折したかと思った。 ただ、誰もが思っていると思う。 目の前にいる先生だって、タイヨウだって… 私がいる場所じゃないってこと。