「I miss you baby」
と、
寝ぼけた口調で言うタイヨウ。
テレビ電話出来たことだけでも幸せなことなのに、会えない事実に悲しさを覚えた。
『私も会いたい』
「battery Code、、(バッテリーコード)」
ぶつぶつ英語で呟いているタイヨウ…
うん、寝ぼけてるタイヨウも可愛い。
本当なら、抱きしめてあげたいのに、そらさえもできなくて寂しかった。
ベッドのフチにスマホを置いて自分を映すように横になっていたタイヨウは少しずつ目が閉じていき寝てしまった。
寝顔を見せてくれている。
このままずっとこうしていたい。
少しでもタイヨウを感じていたくて、できる限り繋いだまま生活をしていたけど…途中で限界に陥って私から切った。
切なすぎて、泣きそうになった。
けど、用事があった為泣いてる暇もなく…家を出た。
後から、「sorry」とタイヨウからメッセージが送られてきた。
こちらこそ、ごめんなさいだよ。
と、思いながら『またでんわしよう』と送った。

