タイヨウに笑みを見せて泣かないよアピールをしたら、そのままキスをされて身体を重ねた。
本当に幸せで、終わってほしくない時間だった。
本当に幸せで、表せない感情だった。
人生で味わった事のない幸せ感。
今までも、何度も身体を重ねてきたけど…比べものにならない程だった。
タイヨウもそう思ってくれていたらうれしいなと願いたい。
ここでタイヨウと寝るのは今日が最後。
そう思えば思うほど、寝られなかったから…明日、空港で伝えようと思ってた事を半分だけ話した。
『本当は私が英語を勉強しに来たのに…話せなくてごめんね』
「It`s OK」
『日本語話すの大変でしょ?』
「そんな事ないよ、Mamと日本語だし…」
『たくさんタイヨウと話せて、楽しかったし…これからもよろしくね』
「よろしく」
そう言ってどちらからでもなく、キスをした。
寂しいけど、もう日を超えてるし…明日は8時起きだから寝なくてはいけない。
『おやすみ、タイヨウ』
「Baby、おやすみ」
最後の夜は幕を閉じた。

