次の日
起きたら、タイヨウがいて朝から幸せだった。
今日は学校だったはず。
今、何時だろう…
目を擦ってぼっとしていたら笑ってキスしてくれた。
何で、こんなかっこいいの。
何で、こんな離れられない事をするの。
「Good morning baby!」
『うん』
「もっと寝る?」
『まだ寝たい』
「りさ」
『何?』
「todayは日本語で?昨日?」
『今日』
「昨日は何?」
『yesterday?』
「そうそう!りさ凄い!」
褒められて急に、頭が冴え始めた。
けど、行きたくなさすぎてタイヨウを困らせていた。
ら、
メイク以外はタイヨウがやってくれた。
洋服もタイヨウが選んだから、タイヨウ風のファッションになったし…若干ペアルックみたいになってる気がする。
「You're very cute」
と、
最高の褒め言葉を言ってくれた。
こういう時だけ、英語がわかってしまうのもどうかと思うけど素直に嬉しかった。
タイヨウにキスをすると何度もしてくれて、幸せすぎる朝だった。
日本に帰ってきてからが不安。
タイヨウがいなくなって、寂しさで死にそう。

