今日は2年のクラス発表の日。
校庭には掲示されたクラス表を見るために人だかりができていて、朝から賑やかだ。
俺たちもその中の1人。

今年は晶、のぼる、圭太が同じクラスで
俺は紺野と一緒になった。

「圭太頑張れよ!のぼるも大変だな〜こいつらの言い合いを毎日聞かされるなんて。」
「ちょっと武なによそれ!」

晶はむすっとして俺を小突く。

ほんとはちょっと羨ましいなんて口が裂けても言えない。


「でも賑やかで楽しそうじゃない。」
そう言って紺野とのぼるが顔を見合わせて笑った。